The Business Support Report 平成28年11月1日号
今年の経営革新セミナー2016は、『これからの医療・介護を考える』という メインテーマで、医療法人弘生会理事長、社会福祉法人英芳会理事長、かしわ保育園園長、落語家「あやしや小丸」北畑英樹先生の講演ですが、同時に弊社特定社労士柴田真介の『医療法人・社会福祉法人の人事労務管理』という報告をさせていただく予定で今準備を進めています。最近顧客企業様で、就業規則の見直し等の相談が増加しています。
理由の一つは、65歳定年制への移行に向けた就業規則の見直しの必要性や育児介護休業制度の給付金制度への対応です。又、「ブラック企業」として有名にさせた「ワタミフード」の過労死裁判で、定額残業制度の適法性について厳格な取扱いが求められたことに伴う相談や人事考課に対する相談も多くなっています。大企業を中心とする過労死問題と中小企業の人事労務問題は同一視できませんが、労働市場の中での非正規労働者の増加や有期労働者の増加など今までに無い課題も増加しています。
一方で、経営者の方々からは、悲鳴にも近い「求人」の困難さをぼやく声が聞こえてきます。これに対応する弊社の社労士法人設立に向けた取り組みですが、先ずマンパワーですが、柴田真介が昨年の特定社労士試験に合格しました。蛇足ながら私も今年の「紛争解決手続代理業務試験」合格を目指して勉強中です。又、新たに社労士試験に合格している藤田圭五が新たに入社しました。
私も若い社労士の先生方との接触を強め、情報収集を強化しています。その中で、会計事務所の職員と社労士の先生方との体質の違いの様なものを感じていますので一寸披露させていただきます。会計事務所の職員というのは、どちらかというと下を向いて、ひたすら電卓をたたくというイメージで、あまりしゃべらず、自己主張もあまりしないような印象がありますが、社労士の先生方はとりあえずよくしゃべります。必ずしも権利意識が強いわけではなく、どちらかといえば、事業主側からのコメントや見方が多いのですが、よく意見を言います。活発な意見の交換はとても重要なことですし、弊社でもその良いところは取り入れて明るい職場を創っていきたいと考えています。
TKC経営革新セミナー2016のご案内!
日時 | 2016年11月10日(木曜日)午後2時30分受付開始 |
会場 | 梅田スカイビル タワーイースト36F会議室 |
参加費 | 費用 6,000円 |
〒541-0041 大阪市中央区北浜3丁目2番24号北沢ビル2F
e-mail info@office-ohta.com URLhttps://www.office-ohta.com/
TEL06(6221)3611 FAX06(6221)3711